暗殺教室

この記事で100記事目なんですよ。

だからなんだという話なんですが、記念すべきって言葉が、すべきってことは結局記念にはしないんだってのととりあえずそれ言っとけばいいだろ感あって嫌いな表現です。

でもキリが良いってのは好きなので名作を選んだ。

暗殺教室ですよ暗殺教室

2024年1月25日現在のちょっと前、多分年明け前だったと思うけど、暗殺教室が終了してうん年〜ってツイートが流行ってましたね。

暗殺教室読んでからネウロ読んで、現在連載中の逃若も読んでるけど全部おもしろいわ。

最初は落ちこぼれが成長してエリートに一矢報いるってのが物語として分かりやすく小気味よいってのと、その裏では誰にも知られずに訓練してるって中二くささが好きで読んでた。

そっから殺せんせーの出自だったり、生徒が成長したから起こる問題だったりと、キチンと中学生の成長物語として完成していておもしろかった。

殺せんせーの最後も、どうやったら殺せるんだろう?から完璧な解答だったと思う。

体育祭に宿泊研修のリゾートに修学旅行にと、読んでいてこんな学校いいな〜が詰まってた。

特にリゾートでの本物の殺し屋との対決が好きだった。

大人で本物、そしてこっちは大人の力が借りられない。

そんな状況で習ったことを発揮して進むのがとにかくおもしろかった。

たまにあるA組との対決も好きだった。

同じ中学生同士の実力勝負。

その裏に隠れた教師としての実力勝負。

習ったことを発揮するってのが学校を場所に選んだマンガとして最高の成果発表の場となっていて、時間が経っていることも感じさせてとてもいい。

あと烏丸先生とビッチ先生の回も好きだったな〜

教師も同時に成長していって、全員が殺せんせーに教育を受けている感じが好きだった。

結局ずっと全部好きだったから思いついたところ全部が好きなんだよな。

それであのラストに至る山での再会から戦闘から卒業式よ…

習ったことを活かし自分のもとに辿り着いてくれた生徒に対して、最後の教育を行ったあとの出欠確認…もうボロ泣きなのにさらに泣けてくる…

殺せんせー自体にも過去の失敗があったから、おなじあやまちを起こさないように成長してたってのが死神時代との違いを実感できる。

そしてさらに好きなのが、最終巻がもう殺せんせーが死んだ後ってことなんだよね。

死んだ、卒業式やった、大人なった、終わりってのをちゃんと話数使ってやってるのが好き。

読者のアフターケアもばっちりじゃん。

単行本で読んでるからだけど、その後番外編が長いのもおもしろくて、終わったんだって感動の気持ちの整理をつける時間にさせてくれてる。

ド名作ド真ん中でした。